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タイトルが思いつきません。





記事は書いたものの
タイトルが思い浮かばず、

投稿ボタンを押すまでに
数時間かかってしまいました...。





何から言葉を綴っていいのか。。。



正直、わからないけど。



記録に残しておきたいのと
誰かの参考になれたらいいなと願って、


旦那さんの許可ももらって
この数日に起きたことを、

ここで少し綴らせてもらいます。






旦那さんから最初の連絡が入ったのは、

わたしが比叡山に入った初日のことでした。

タイトルが思いつきません。_f0354014_07532858.jpeg


宿泊部屋から見える、琵琶湖の景色。


「(大阪の)お父さんが、少しおかしいらしい」

「おかん(お母さん)から連絡があった」



ゴミ箱に向かってトイレしたり、

話しかけても全くの無反応。





7月に心臓の手術も受けたし、

もしかしたら「せん妄状態」になってるのかも。



そう思って少し様子を見て
翌日には知り合いのケアマネージャーに

連絡してみようと話していたのだけど...





翌朝にもまた少しパニック状態な
お義母さんから旦那さんに電話あり。





朝ごはんを何度出しても、

手で払って食べてくれない。


どうしたらいいか分からない。
すぐに帰ってき欲しい。



...といっても、静岡からは数時間もかかる💦





とりあえず旦那さんから
近所の知り合いに電話をして、

様子を見に行ってもらいました。




そしてすぐに警察病院で受け入れて
もらえる手配がついたようで、

ここはタクシーで病院に向かうことに。






わたしもヨガの研修を受けながら、

合間を見て旦那さんからの
着信に対応したりして、

京都まで来ている自分に
何ができるかとその後の判断を、

考えていました。

タイトルが思いつきません。_f0354014_07555093.jpeg


琵琶湖上に浮かぶ、下弦の月。






そして2日目の夜にして

はっきりしたことは。。。






お義父さんが、コロナに感染していたということ。Σ(・ω・ノ)ノ!






高齢者にはコロナ感染でこうした症状
(せん妄状態または認知症みたいな症状)
が出ることがあるということ。



その後、

「受け入れ病院を探して
 入院手続きを進めますが、

 人工呼吸器とECMOのある
 ところにしますか?」

という選択をいきなり迫られました。





いわゆる延命治療をするかどうかということ。





まずは入院先が見つかるかどうかが
一つ目の難題であって、

入院先があったとしても
必ずしも設備が足りているかを、

保証できないという意味でもあります。






義父は心臓を手術したところだし、

腎臓が1つしかなくて
透析一歩手前だったので、

既に危険な状態。




心臓の手術が決まった時点で
それなりの覚悟はしていたし、

それもあって8月初めには
大変な中だけど顔を見に行ったんだけど...




あまりにも急な展開に
旦那さんも判断に困ったようです。


義母は判断できないので、全て息子に任せるとのこと。





でも、

日頃から最近の感染者の重症化について
よくよく情報を得ていた旦那さんは、

医師の言っていることの意味は
十分に承知していたし、

何よりこのような大変な中
(それも大阪で)
ご迷惑おかけしていることが申し訳なく、

せめてECMOがあればと
こちらの意向はお伝えしたものの、

あとは状況次第でお任せすることにしました。






その後連絡が来たのは、およそ8時間後。







通常なら入院先が見つかるまで
3日間かかるというところ、

8時間ほどで入院先が見つかり
すぐに転院手続きを取ってもらえました。


すごく運がいい。(と、言われました)

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朝5時頃の琵琶湖の様子。




結局のところ、

義母も濃厚接触者なので
自宅待機を命ぜられ、

4日後にPCR検査が決まりました。
(すぐに検査してもらえないんですね〜)




手伝ってくださったご近所さんは
自主的にご自宅で自粛してくださっています。

本当に申し訳ないというか、ありがたい。

昨晩検査ができたらしく
陰性がわかったようですが。





わたしはヨガの研修が終わったら、

帰りに様子を見に行こうかと
話もしていたのだけど...


「今は帰ってこないでくれ」と
お医者さんにも言われました。








よくよく聞くと、

お義母さんは数日間38度代の熱が
続いていた模様(;・∀・)

動けていたらしいけど... どれだけ元気なんだ!?




どれだけニュースを見ていても、

自分のこととなると
なんとかなるかなと考えてしまうところ、

お義母さんの性格をよくわかっていた
こちらとしても、

気遣いが足りませんでしたm(__)m💦








その後、

1人で家にいるお義母さんも心配です。




既にコロナに感染して
ワクチンも打ち終わったという知り合いが、

食べ物を買ってきてドアノブに
掛けてくれるという協力もあり、

周りの手も借りて経過観察していました。





こちらも1日に何度か
電話で話すようにしていましたが。。。



昨日の朝電話したところ、熱が39度あるとのこと。




もともと耳は遠かったけど
電話でも聞き取りがひどく悪いのが分かったし、

こちらの言っていることも
少し通じないところがあったので...

旦那さんの判断で救急車を手配することにしました。







ここも旦那さんの知識がすごいw





直接大阪の消防に連絡しても
連絡が通じないことが多いらしく、

こちら静岡の地元の消防に連絡し
そこから現地の消防に連携を取ってもらいました。



消防同士だと、確実に連絡が取れるんですって。






そして事情もご理解いただいた上で
すぐに救急隊も駆けつけてくださいました。



でも母はこちらが電話で伝えた
救急隊が来るからねという状況も

既にあまり理解してなかったようで💦


最初は玄関に出てこないという
焦る救急隊からの連絡もありましたが...



なんとか無事に玄関を開けてもらえて
近くの病院に運んでもらうことができました。






そして、ここも奇跡的でした。






ちょうど朝一番にコロナ病棟から
退院された方がおり、

すぐに入院が許されたとのこと。


それも実家から歩いて行けるほどの距離。





母の様子としては、

検査では少し肺に影があるので
コロナ肺炎だろうと、

このまま入院決定。




PCR検査の結果までには少し
時間を要したけれど...

夕方には重症一歩手前の
「中等症2」という結果が出ました。





運ばれた時には意識が混濁し
少し危険な状態だったようですが、

鼻から管を通して酸素を注入していただき、

しばらくしたら元気に話すように
なったということでした。




血中酸素濃度は91%でギリギリ。

90%以下になると危ないそうです。






ただ検査の中で分かったのが、
心臓近くに動脈瘤が見えるということ。

それもどうもだいぶ前に発症し
自分で治しているようだと、

医師も少し驚いておられました。




そこがまだ少し心配なので、

その点を中心に治療してくださるとのことでした。







現場は大阪。
判断は静岡。

もう全てが遠隔です。



病院側もここまで遠隔で
対応するのは初めてのようで、

「勉強になります」

なんて言ってくださいました。

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比叡山での朝食。
とても美味しいです。





昨日の朝、義母の様子がおかしかったところで、

救急車を手配した後に
旦那さんは仕事を早退し、

すぐに大阪へ向かう予定でしたが...



入院が決まったことで
できることはないと分かり、

とりあえず今日の大事な仕事をやり遂げてから

今後のことを考えることにしました。













☆*・゜゚・*:.。..。.:*・☆・*:.。. .。.:*・゜゚・*☆










今まで知り合い、いわゆる身近には一人も
コロナ感染者がいなかったけれど、

ここ最近の感染拡大には
少し脅威を覚えていました。




わたしもカフェに行くのはやめて、

お散歩と買い物でしか
外に出ないようにしていました。

比叡山は行ったけど(^-^;



そんな中での今回の、家族に感染者が出るという急な展開。





ちょっとまだ正直
現実味を帯びておらず、

実感とまではいかないのですが。。。




とにかく対応してくださる方々が、素晴らしすぎます( ;∀;)





救急隊員さんもお医者さんも看護師さんも、

すごくすごく大変な中だというのに...

一生懸命こちら側の気持ちまで
考えてくださっていて、

涙が出てきそうなくらい。




救急隊員も今は休みがないと聞きました。

1日単位では休めないから
時間担任で交代で休んでいるのだとか。



心から感謝でいっぱいです。







あ、

ちなみにわたしたち親子が
大阪に両親に会いに行った時は、

二人の行動からしても日数的にも
まだ感染はしていませんでした。


3〜4週間前のことです。





その後のわたしたちにも特に
異常は見られないので、

問題ないと思いますが。。。



我が家にも高齢者が2人いるので
本当に行動には気をつけていようと思います。








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by alovingrabbit77 | 2021-09-01 11:53 | 思ったこと | Comments(0)

すぐそこにあるキラキラ輝くものを発見しながら、一日一日を大切に過ごしていける自分でありたいです。


by Yuko