2022年 01月 29日
「実家を片づける」という課題
旦那さんの実家、
大阪のオカンの家のお片づけ。
小物も終盤に入り、
あと3つの扉が残るだけ。
お台所のガス台の下と、
お台所の戸棚の下と、
洗面台の下。
・・・
でも実はここで次に手を出したのは、
衣類です(;・∀・)
ハンガーにかかっているものを
ここで全出ししました。
ここでおさらいです。
ここのブログ上では何度も言っていますが、
こんまりメソッドでは
カテゴリー別に片づけていく中でも、
順番があります。
衣類が最初でしたよね〜!
それを片づけの終盤にやるって...どうなの?
って、
自分でツッコミ入れておきます 笑笑
いやいや...
今回の実家の片づけでも
ちゃんと衣類からスタート
したんですけどね。
これが、その時の最初の写真。
こうして衣装ケースの中身は、
最初の時点である程度
チェックできたのですよ...。
でもまだこの頃は
オカンもコロナにかかって退院したばかりで、
その後遺症から体もしんどそうで...
そうこうしているうちに
介護の認定がおりて、
介護をお願いするようになったから...
介護士さんにご迷惑おかけしないようにと、
見えるところの片づけを
急ぐことになったのでした。
おかげで介護士さんも
この家はきれで掃除しやすいと
おっしゃってくださっていたそう(´艸`*)
その後も、
廃品回収に来てもらうことが
急遽決まって、
大型の不用品を明確にするための
片づけが優先となり...
衣類は途中でストップしたまま、
最後の最後まで
後回しになってしまったのです(;´▽`A``
オカンも、
「こっちの洋服は?」って
手をつけていなかった
クローゼットのお洋服について
ズーっっと気にされていたんですけどね💧
それをやっと今回、
やり切ることができました。
そしてその結果、やっと載せられるのが、
Before...
After!
。。。というわけです(笑)
今回は、
こうしてお義父さんの遺品整理をきっかけに、
それがいつしか実家全体の片づけとなり、
それはいわゆるお義母さん個人の
片づけをすることとなったわけですが...
「実家の片づけって、どう切り出したらいいの?」
という質問、よく受けます。
実家のご両親自身が片づけたいと思うこと、
もしくは何かのきっかけで
片づけざるを得ない状況を覚悟できれば、
あとは流れのままに進むのですがね。
なかなかそうもいかなかったりしますよね(^-^;
それに身内だと、
こんまりメソッドを
「強要」することになりやしないか..。
この方法がいいよって提示するにも
どんな風に説明したらいいか...。
色々と悩みますよね〜
これは今となってはもう、
特にわたしたち世代の親を対象としての
大きな課題の1つです。
最初に片づけたとはいえ..
まだオカンも本調子ではなかったので
わたしが収納のそのほとんどを担い、
衣装ケースへのしまい方も中途半端で
その後オカン本人が着たい服を見つけられないとか、
色々と問題もありました。
だから掛ける服をチェックした後にも、
今回もう一度衣装ケースの服も全て出して
時間をかけて一緒にしまい直しました。
こんまり流を語る
片づけコンサルタントとしては、
もちろん!
通常の片づけレッスンと同じで
理想を描くところから始まって、
衣類から順番に、
「ときめき」だけで選んでもらって。。。
って、やってますよー!!
と、答えたいところですがね。
身内って、やっぱりそこは難しいところです💦
我が家のばあばも
最近また何度にも渡って
「こんまりさんしてー!」って
言ってくるのだけど、
ばあばの覚悟の弱さや
わたしへの甘えを感じるので、
今はまだ簡単なアドバイスだけで
みっちり横につくのは断り続けてますしね(^-^;
そうやって考えると、
ここは硬く考え過ぎずに
基本さえある程度守っていられたら...
あとは流れ任せで良いんじゃないかな?
わたしはそう思って進めてきました。
今回のオカンの家の片づけも
始まりが始まりだったので、
ただただその流れに乗りながら...
ちょこちょことこんまりメソッドを
上手に組み込んでいっただけです。
だから衣類のたたみ方をお伝えしたのも、
終盤に入った今回が初めて。
最初は、
「Yukoちゃんみたいに、
きれいにたためへんわ〜!」
なんて言ってましたけど、
途中からコツを掴んで
とっても楽しそうにたたんでくれていました^^
ということで、
普段の片づけレッスンでは
お客様のこんまりメソッドへの
理解度をしっかり確認したり、
必要であれば説明をしたり、
必ず「理想の暮らし」を伺って
スタートをするのですが。。。
今回のオカンの場合は、
最初にこんまりメソッドへの
理解も全くないままスタートしたし、
理想の暮らしも聞かなかったし、
「ときめき」という感覚もうまく説明できずに
分かりやすく「好き」で選んでもらったりしていました。
残すモノを選ぶとか、
カテゴリー別に全出しをするとか、
立てて収納するとか、
可能なところはもちろん
そのまま実行していきましたけどね。
最初に触れられなかったところは...
片づけ中の会話の中でさりげなく
理想の暮らしを聞いてみたり、
選ぶことに迷った時に何度にも渡って
「捨てるモノじゃなくて、残すモノを選ぶんだよ」
って伝えてみたり、
片づける時も収納する時も
カテゴリー別にしておくことが大切で、
そのためにはこうしたらいいよって。
少しずつ少しずつお伝えしていきました。
半日がかりで
二人で全てをたたみ直して、
ゆっくり丁寧に
種類別に収納を決めました。
正直、
わたしもこんな中途半端なやり方で
大丈夫かな?
って不安に感じたこともあったけど...
何よりオカンは
片づいていくことを喜んでくれていたし、
気になるところや使いづらいところを
仕切りにアピールしてこられたけど、
「時間はかかるけど最後までやり切るから」と
分かる範囲で今後の予定などを事細かに伝えておくと、
安心して次を待っていてくれました。
不安があるなら、
それはその都度ちゃんと話を聞いて
ゆっくりでも解消していくこと。
これは大事です。
同じなのですが。。。
答えは持ち主の本人の中に全てあるので、
頼られてアドバイスすることはあっても
こちらの考えを強要することは、
決してありません。
こちらから質問をたくさんして、
オカンの返事の中に要点を見つけ出して
それを実行し続ける。
ただそれだけです。
「任せるわ」と言ってくれた部分が
多かったのは助かったけどw
たくさんあったバッグ類も、
ここに十分収まるくらいに
スッキリしました^^
一番大切にしたいのは、
そこに住む人の気持ち。
それは一過性の要望を
全て取り入れるとか、
本人の気持ちを最優先に
その時々の気持ちに振り回される
ということではなくて、
これから先のことを考えて
「今」はどうあったらいいかを、
共に見出していくことでもあります。
そのためには...
本人の気持ちもちゃんと確認するし、
客観的に見たこちらの考えも
伝えるときはちゃんと伝える。
一度に全ては難しいので、
片づけを進めながら
少しずつ片づく希望が見えてきた時点で、
ちょっとずつ小出しにしていくでも良し。
焦らずに進めていけば、
きっと互いの気持ちが折り合うところは
見つかると思います^^
何か気になるところがあれば、
ぜひ質問されてくださいね☆
もっと心地いい暮らしがしたい!
片づけレッスンでも、
ここの提案をいつするかは
難しいところではあるのですがね。
毎日家に帰ってきたら
バッグの中身を出すということ。
そのためにも、その中身を出す場所を作るということ。
オカンにもやっと、
提案することができました。
オカンの場合は、
今はお出かけするといっても
ちょっとしたお散歩やお買い物くらいですけどね。
この年末の数日間もちょこっと
出かける用事を作っては、
「ここから必要なもん、持っていけばええんか?」
「さっき帰ってきて、バッグ、ちゃんと空にしたで( ̄▽ ̄)v」
と、
一生懸命習慣づけようと
努力してくれてました(´艸`*)
ちゃんと話せば、
しっかり聞いてくれるところ...
とても素敵なお義母さんです☆
今日もお越しいただき、
ありがとうございました(*^-^*)
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by alovingrabbit77
| 2022-01-29 08:41
| 片づけレッスンの様子
|
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