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「感情」を乗せないこと





「伝える」ことが、

本来の自分を取り戻す
そのための第一歩。


そうお伝えした一つ前の記事の続きです。






伝えるといっても、

何でもかんでも思ったことを
伝えればいいと言うことではないのは、

最後に触れました。。。



では「伝える」にしても
何をどう伝えるかも、

すごく大切ですよね。


「感情」を乗せないこと_f0354014_17053833.jpg

フツフツ湧き起こる怒りとか
相手を責める気持ちとかを
感情のままに伝えることは、

何の解決にもならないこと...

分かりますよね?




何事においても、

「感情を乗せない」
冷静に物事を見つめることって、

すごく重要です。




怒っていてもいいんです。

焦ったり不安を感じたり
迷うことは誰だってあります。


でも、
それを周りに人がいる場所で
言動に出すときは...

「感情」を乗せずに、
「事実」だけを冷静に見つめて、

自分が感じたことを
淡々と伝えることがベストなのです。




簡単なことではないけどね。。。(;´▽`A``

でも、言葉を発する前に
大きく一呼吸するだけでも、

それがちょっとだけ容易になります。




嬉しさや感動は、
言葉に乗せてもいいと思いますが...

それも舞い上がり過ぎたり
調子に乗ってしまっては、

誤解を招くこともあるので
要注意です。


「感情」を乗せないこと_f0354014_17054478.jpg


東京ディズニーランドに
行った際の、

言いたいことをそのまんま言い合っていた
わたしたち姉妹のやりとりも...

今思えば、すごく淡々としてました。




「この後、こうしたいんだけど、いい?」

「早くしてね、あっちで待ってるから」

「聞こえないよ。もう一回言って」

「こういう時は、こうするんだよ」

「それ変だよ。絶対こっちの方がいい」

「でもまぁ、自分がいいならいいんじゃない?」


思い出そうとしても、

やり取りした会話の内容が
あまり思い出されないけれど...笑笑

こんな感じだったかな?


きっとあまり覚えていないのも、
感情があまり乗っていなかった
証拠なのでしょうねw


女性って、感情で物事を覚えるものだと言いますものね。

悔しかった出来事とか
傷ついた言葉とかは、

嬉しかったこと以上に覚えていたりしますよねw




今のわたしたち姉妹は、

お互いがあまり何も考えずに
素で言葉を発してることを

いつの間にか理解し合うほどの
関係になっていたこともあって...


互いのどんなに素気ない言葉も、

状況判断にだけ利用して
感情が揺さぶられることは一度もありませんでした。




これは長年一緒に育った姉妹だから
ここまで極端にできることかもしれませんが...

わたし自身が成長してきたという
その証でもあるなと感じました。

参考までに...姉も「片づけ」を終えています。




わたしと旦那さんとの最近の会話も
似たようなところがあります。

旦那さんはちょっと「気にしぃ」なので、
淡々としすぎるわたしの言葉を誤解されないように
一言添えるときもありますけどね。


「あ...怒ってないからね」とか、

「ごめん。気が抜けてた」とか、

「え?今、どんなふうに伝わった?」
なんて、聞いてみることもあります(笑)




旦那さんの方も...自分の発した言葉が気になったら、

「今こっちに集中してるから、
 これが終わるまで待って」とか、

「今日、こんなメールが来てて...
 何て返そうか考えてたんだよ」とか、

ちゃんとわたしには見えない状況を
付け加えて伝えてくれます。

「感情」を乗せないこと_f0354014_17050935.jpg

人間は一人一人違っていて、

同じ物事でも受け取り方は
本当にさまざまで、

同じモノを見ていても
感じることが「同じ」であることの方が、

奇跡だと思っておいた方が良いと思います。



だから、「言葉」があるんですよね。



でもその便利な伝達手段である言葉に
強い感情を乗せてしまうと、

予想もしない方向へと
着地してしまうことが多いです。




感情を乗せないように
した方がいいからって、

感情を伝えちゃいけない訳ではありません。

それも言葉にしたらいいのです。



「こういうの、わたし、傷つくみたい」
「そういう時はこんな風に言ってもらっていい?」


「ちょっとだけこの話、聞いてくれる?」
「すごくイラッとすることがあったのー!」

「あ〜、吐き出したらスッキリした!!」
「もういいよ!忘れて!笑」


これ、わたしと旦那さんとのやりとりの例(笑)



感情が高まっている時でも
そんな自分をほんの少しだけ
冷静に見つめられたら、

言葉にできるようになります。


「感情」を乗せないこと_f0354014_17010305.jpg


はじめから上手になんて
できなくて当たり前です。

何度も試みて失敗を繰り返しながら、

人は変わっていけるものです。



わたしもどうしようもない時は
ヨガで「解放」します(笑)


深い深呼吸をするだけでも
立派な呼吸法ですし、

小さな瞑想になりますからね。




不思議なのですが、

ヨガでどうにもならない感情を
解放していくと...

細かいことが「気にならない」
自分が出来上がっていきます。



周りで起きる事象に感情を揺さぶられずに、

ただ自分が進むべき方向だけを

一心に見つめられるように
なるのでしょうね。



そうするとどんな状況でも、

「ありのままの自分」が
どういう状態なのかを把握して、

それをキープできるように
なるのだと思います。





これまた全然関係ないけれど...


マンガの「なまいきざかり」を
わたしが気に入っている理由の一つが、

主人公の彼氏である成瀬が
いつも自分の思ったことをそのまま
淡々と口に出しているところがあります。


周りにどう思われるかとか
あまり考えていません。


もちろん恋愛マンガですから
取り乱す場面もちょこっとあったりしますが...


そんな成瀬の姿にも、

わたしは憧れているのかもしれません(笑)



所詮、マンガの世界ですけどw







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by alovingrabbit77 | 2022-07-03 18:42 | ヨガマインド | Comments(0)

すぐそこにあるキラキラ輝くものを発見しながら、一日一日を大切に過ごしていける自分でありたいです。


by Yuko